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英語の独学にはCourseraとかMOOCがおすすめな件
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- Shou Arisaka
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英語を独学で学ぶ方法はいくつもありますが、効率的かつ効果的に学ぶためには信頼性の高い学習プラットフォームを活用することが重要です。近年、CourseraやMOOC(Massive Open Online Courses)といったオンライン学習プラットフォームが注目を集めています。これらのプラットフォームは、英語の独学において非常に有効なツールとなり得ます。この記事では、その理由について詳しく説明します。
個人的におすすめのCouseraコース(全部無料!)
さて、僕の個人的な意見を本記事上で述べさせてもらいましょうか。僕は5年前から3年前頃に掛けてカーン・アカデミーとかMITオーブンコースウェアとかCourseraとかEdXとか、を使いまくっておりました。一日8時間連日触れてたような時期もあります。昔だけれど。
その間に触れた総コース数は400を超えます。もちろん途中で見辞めたものや、逆にすごい長いけど最後までやってしまったようなコースもありますので、数で純粋には言えないわけですが、MOOCに関してはいわゆる「アーリーアダプター」でした。
今時のMOOCこそあんまり分からないんですが、僕が現役でやってた時にブックマークとかノートを取ったりしてたようなコースを参考に、おすすめできるコースを厳選して紹介します。
「The Science of Well-Being」コースは、イェール大学の心理学者ローリー・サントス教授によって設計された幸福論のコースです。このコースでは、幸福についての科学的な理論や実践的なツールを学ぶことができます。
このコースは実はCourseraの中でもかなり有名なコースの一つで、イェール大の出してるコースの中でも一二を争う(争ってた)人気コースです。
たしか、某メンタリストのDaiG◯さんもこれに動画でメンションしてた気がします。間違ってたらすみません。
僕がこの講義を受けたのは2024年8月現在から5年前で、その時はCourseraのトップでレコメンドされてるようなコースだったので、見たこと、受けたことある人は多いんじゃないかなと想像します。
「Personal & Family Financial Planning」コースは、カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の教授らによって設計されたファイナンシャルプランニングのコースです。このコースでは、個人や家族の財務計画に関する基本的な知識やスキルを学ぶことができます。
いわゆる「パーソナルファイナンス」ですね。日本語だと「個人金融学」とか「生活金融学」なんて訳されることがあるかもしれませんが、パーソナルファイナンスでOKでしょう。
パーソナルじゃない金融論というのをかじったことのある方は分かるかと思いますが、金融学の方は企業や国家の金融政策を扱うのに対して、パーソナルファイナンスは個人や家族のお金の管理に焦点を当てたものです。
つまるところ、機関投資家になってポートフォリオ理論に基づき資産運用をするとか、企業の財務諸表を読み解くとか、そういう話ではなくて、自分のお金の使い方や貯め方、投資の仕方、保険の選び方、税金の払い方、相続の準備など、日常生活に密着したお金の話を扱います。
今時なジャンルで、結構万人受けするお金の講義なんじゃないでしょうか。
「Think Again I: How to Understand Arguments」コースは、デューク大学の哲学者ウォルター・シネット教授によって設計された論理学のコースです。このコースでは、議論や論理的思考の基本的な原則を学び、より効果的な意見形成や意思決定を行うためのスキルを身につけることができます。
論理って言葉は聞くことが多いかもしれませんが、「なんかひろゆきっぽいことでしょ?」くらいの認識の方も多いかもしれませんね。
ひろゆき氏は論理的かもしれませんが、「論理学」と「論理的」は全く異なる概念です。というか通念といったほうがいいかな。「論理的」という言葉は現代社会で乱用されがちです。「妥当」とか「合理的」、「条理にかなっている」「クリティカル」といった具合のことも「論理」、「ロジック」にまとめられてしまう(誤用が常用になってしまっている)きらいがある言葉ですね。
「論理学」は言語、特段「主張」について深く考える分野といえます。自分や人が言ってることの妥当性・正当性を論理的に解く、そのためのすべ、といった具合でしょうか。
これ理解しておくと、人が何を言いたいのか・何を狙ってるのか・目的やゴールは何か・嘘や誇張がどこに含まれているか、つまり、「どういう意見(人)を信じれるか」とか「どういう風に言えば人を騙せるか(思い通りにできるか)」といったことまで応用が効かせられるようになりますよ。たぶん。
CourseraやMOOCとは?
まず、CourseraとMOOCについて簡単に説明します。Courseraは、スタンフォード大学の教授らが立ち上げたオンライン学習プラットフォームで、世界中の有名大学や企業と提携して幅広い分野のコースを提供しています。MOOCは、「Massive Open Online Courses」の略で、インターネットを通じて無料または低価格で大規模なオンライン講座を受講できるサービスの総称です。Courseraは、MOOCの一種と考えることができます。
英語独学にCourseraやMOOCが向いている理由
1. 質の高い教材とコース
CourseraやMOOCで提供される英語学習コースは、大学教授や専門家が設計したもので、質の高い教材が揃っています。これにより、基礎から高度な内容まで幅広いレベルでの英語学習が可能です。
2. 自分のペースで学べる
オンライン学習の最大の利点の一つは、自分のペースで学べることです。忙しい社会人でも、空いた時間を使って効率的に学習を進めることができます。また、学習進捗に合わせてコースを進められるため、無理なく英語力を向上させることができます。
3. 多様なコース選択肢
CourseraやMOOCでは、一般的な英語コースからビジネス英語、TOEFLやIELTSの試験対策まで、さまざまなコースが提供されています。自分の目標に合ったコースを選ぶことで、より実践的なスキルを身につけることができます。
4. インタラクティブな学習体験
多くのコースでは、オンラインでのディスカッションフォーラムや、クイズ、課題を通じたインタラクティブな学習体験が提供されています。他の学習者とのコミュニケーションを通じて、より深い理解を得ることができます。
5. 認定証の取得
一部のコースでは、修了時に認定証が発行されます。この認定証は、就職やキャリアアップの際にアピールポイントとなり得ます。英語力を証明する一つの手段として、非常に有効です。
CourseraやMOOCを活用する方法
1. 無料コースを試す
まずは無料で提供されているコースから始めてみるのがおすすめです。英語学習にどのようなコースが適しているかを見極め、自分に合ったコースを見つけることができます。
2. 自分のレベルに合ったコースを選ぶ
英語の学習を始める前に、自分の現在のレベルを把握しましょう。それに基づいて、初心者向け、中級者向け、上級者向けなど、自分に合ったレベルのコースを選ぶことが重要です。
3. コミュニティを活用する
CourseraやMOOCには、学習者同士が情報交換や質問を行うためのコミュニティがあります。積極的に参加し、他の学習者からのフィードバックを得ることで、学習効果を高めることができます。
まとめ
英語の独学には、CourseraやMOOCといったオンライン学習プラットフォームを活用することが非常に効果的です。質の高い教材、自分のペースで学べる柔軟性、多様なコース選択肢など、これらのプラットフォームは英語学習者にとって非常に魅力的なツールとなります。是非、これらのプラットフォームを活用して、効率的に英語力を向上させましょう。
99年生まれ。N高等学校(転入)・放送大学卒。高IQ団体MENSA所属。MBTIタイプはINTP。
小学時代では同級生にゲーム内モンスターを転売し小遣いを得、中学時代ではネトゲ廃人となりインドアの片鱗を見せる。中学3年次にてウェブ制作会社を起業、以降ハッカーとしての道を歩む。
11年間の在宅歴の中であらゆる趣味の開拓、おうち時間の充実度最大化方略を提唱し、自身でも実践と検証を日々欠かさない、生粋のインドア派。外に出れないのではなく外に出ない「積極的引きこもり」 を支持。
尊敬する人はエピクロス(→ "引きこもり[隠居者]であれ。")、似てると言われる人はひろゆき氏。